去勢・避妊、予防・予防接種について

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去勢・避妊

去勢・避妊

犬、猫、ウサギ(メス)の避妊・去勢で、
病気や事故のリスクを下げて、おだやかな暮らしを

犬や猫にとって去勢や避妊は、高齢になってからかかりやすい病気リスクを下げ、脱走などによる思わぬ事故を防いでくれるなど、さまざまな面でメリットがあります。
また、ウサギの避妊手術はまだ一般的ではありませんが、メスのウサギにとっても避妊は罹患率の高い子宮や卵巣の病気のリスクを大幅に下げるメリットがあります。

ウサギのメスは6歳くらいになるとその7割以上が子宮卵巣系の病気にかかります。最初の症状が血尿と区別にしにくいため、膀胱炎なども疑わねばならず、検査などでより負担が増えてしまいます。
そのため、避妊手術はメスのウサギにとって有効な病気予防だと言えます。

犬、猫、に関しては、生後半年以降、1才頃までの避妊・去勢手術を当院ではおすすめしています。
特にウサギの場合には、成書では内臓脂肪があまり多くならない1歳までの手術を勧めていますが、私は経験上、ストレスへの耐性が高くなる1歳以上遅くとも3歳頃までの手術をお勧めしています。

予防・予防接種

予防・予防接種

楽しくおだやかな日々を安心して積み重ねるために
定期的な健康診断や予防、予防接種を

予防はペットとの楽しくおだやかな暮らしを安心して楽しむために行うもの。動物たちの間で多発する、いくつかの怖い病気には、それにかからないようにする予防措置があります。

年に1度の予防接種は、薬剤の有効期間などを含めて総合的に考えてもベストな選択です。そのため、予防接種を毎年受けることをおすすめしています。

犬や猫については予防接種を受けることが一般的ですが、フェレットもフィラリア症とジステンパーの予防が必要です。

また、すべての動物に当てはまりますが、外に出ることが多い場合、あるいは外に出る動物と同居している場合には、ノミとマダニの予防が重要になります。
自然の多いところで寄生されるため、多摩川の河川敷が散歩ルートに入っていたり、旅行で野山に連れて行ったりする場合には特に注意が必要です。

ワクチンは犬の場合8種を、完全室内飼いの猫には3種を、外に出かける猫には5種をおすすめしています。
フィラリアの予防は、ペットの好みや性格に合わせて、いくつかの種類から選ぶことが可能です。
フィラリアは最近、猫が感染して突然死の原因になっているケースがあることがわかってきているため、犬やフェレットだけでなく、猫のフィラリア予防のご相談もお受けしています。

その他、健康診断やフードによる体調管理、爪切りや歯みがきなど日々のケアについてのアドバイスも行っています。

飼育開始後初めてのワクチンの方は、飼育開始後1週間以上経過観察をしていただいてからの接種をご検討ください。